ただただ忙しく過ぎていく社会人生活に、漠然とした焦燥感を覚え、昨年秋に一念発起して退職しました。
そして半年間、寝る間を惜しんでリゾートホテルの住み込みバイトで貯金し、2019年6月1日、関空から出発。
目的は、これまでの人生で知らなかったことを見聞きすること。世界見聞家・たーまんの誕生です!
カタコトの英語と予算約100万円での旅はYouTubeでも配信中ですが、映像に入れられなかったことを
こちらのブログで紹介していきます。たーまんの珍道中、応援よろしくお願いします!
【首都バンコクを奇襲!!中心地に拠点を確保!!!!】
「タイに来た1番の目的は予防注射だ。
予防注射は一定の期間を空けて複数回打たなければならないものもあるので、できる限り早く1回目を打って、2回目までの期間でタイを満喫したいところだ。
とのことで、今いるパタヤからまたバスに乗って病院のある首都バンコクへ帰ることにした!
パタヤでコスガさんと過ごした日々は4日間ほど。
しかしその間はパタヤの色々な場所に連れて行ってもらったり、色々な人を紹介してもらったり、タイ式マッサージを受けさせてもらったり…
してもらってばかりだが、とても楽しい日々を送ることができた!
コスガさん、ありがとうございました!!
バンコクへのバスを待つ途中、こんな話をした。
たーまん「なんか、情熱を傾けられるような『あぁ、俺これ好きやなぁー!!』って思えるもんを探してるんですよね。それをこの旅中に見つけたいなと思ってるんですけども…」
コスガさん「そうか、けどなぁ。それって探して見つけるんはめちゃ難しいぞ。
なんかとにかく動き倒して情熱かけてみてたら、それがいずれ『好きかも』と思えてくるもんになるんちゃうか?
まぁとにかく、色んなこと考えながら旅してみーや」
人生は一度しかないから、本気で自分が「これが好き!」と思ったものに全力を注ぎたい。
というのが僕の考え方で、こうして世界を見聞して回りながら、もしかするとそれが見つかるかもしれない、という淡い希望と願望を胸に秘めていた。
けれど、今やってる僕の旅はなんだろう?
旅ってなんなんだろう?
自由に生きるってなんなんだろう?
バンコクへ向かう道中、ずっとそんなことを考えていた。
またいつも通りぐるぐる頭を悩ませている僕を乗せてバスはすいすいと進み、気づけばバンコクへと到着していた!
とりあえず最初に済ませたいのは予防接種なので、病院近くのドミトリーを予約し、電車で向かうこととする。
その間スマホでインスタを見ていると…
まさかの高校の頃の同級生がタイに来てる!!!!
おおおおおおお!!
すごい偶然!!さすがタイ!!!!
早速連絡を取って合流することとなった!
そもそも同級生と会うのも数年ぶりだが、たまたま一緒に来ていた友達は完全に初対面だ。
2人旅行を楽しんでいたところに突然知らない男が入って来て申し訳ないが、特に予定もない僕は2人の旅に同行させてもらった。
美味しい料理を食べて面白い市場を回り、バンコクでの観光を楽しめたのだが…
何より一番嬉しかったのは関西弁が聞けたこと!!
いやコスガさんも関西弁なのだけど、なんというか、同じ地方に住む同世代の関西弁を聞くのがめちゃくちゃ久しぶりに感じたのだ!!
そもそも日本語で普通に会話できることすら嬉しいのに、アットホーム感満載の関西弁は最高だった!
いやぁ関西に産まれて良かった!!!
そして、数年ぶりに会ったのにこうして場所とタイミングが合えば普通に一緒に遊べることも嬉しい!
これってSNSのない時代だったらいることにも気付かずすれ違ってたのか…
ネットが発展した時代に生まれてありがてぇ…
予防注射のことなど忘れて3人でタイを楽しんだ。まぁ注射は明日でいいやろ!!!
2人とも一緒に過ごしてくれてありがとう!!
へべれけの状態でドミトリーのチェックインを済ませると、僕の部屋は3階にある、階段を上がってすぐの部屋らしい。
向かって開けてみると中にはギチギチの空間に無理やり二段ベッドが3台入っている!!
え、どうやってこれこの部屋に入れたん!?
二段ベッドを並べてから壁を作ったとしか思えないギチギチぶりに驚きつつ、正面ベッドの上の段に荷物を乗せた。
そもそもシングルベッドの幅しかないのに荷物置くから寝るスペースってめちゃ狭いけど、そんな睡眠スタイルにもかなり慣れてきた。
部屋に6つあるベッドスペースの全てが埋まっている。
カーテンをしていて中が見えない人もいれば、見るからに爆睡している人もいる。
(カーテン開けっぱなしで片足外に出しながらパンツ一丁で寝てるお前は一体何があってん。)
バンコクでの日々も楽しくなりそうだ!!
つづく