たーまん世界を歩く

ただただ忙しく過ぎていく社会人生活に、漠然とした焦燥感を覚え、昨年秋に一念発起して退職しました。
そして半年間、寝る間を惜しんでリゾートホテルの住み込みバイトで貯金し、2019年6月1日、関空から出発。
目的は、これまでの人生で知らなかったことを見聞きすること。世界見聞家・たーまんの誕生です!
カタコトの英語と予算約100万円での旅はYouTubeでも配信中ですが、映像に入れられなかったことを
こちらのブログで紹介していきます。たーまんの珍道中、応援よろしくお願いします!

Vol.13

バリ編①

【観光都市へ突撃!!!!】

『バリ島ウブドは街である。ウブドには猿がいる。』
とは有名な旅人の言葉。

というのは真っ赤な嘘だが、
そんな言葉があっても良いほどウブドは沢山の野生の猿がいる楽しい街である!
酔っ払いのように道の脇でケンカしていたり、塀の上で休んだりしている。

その様子から『ウブド歩けば猿に当たる』ということわざが生まれたほどだ(嘘)

ナツミさんはウブドに3日間滞在する予定で、初日と最終日の二日間を共に行動することになった!
キャラバンでは色んな人と一緒だったけれども、同じ旅行者で一緒に動くのは初めてなので楽しみ!

初日は空港から送ってくれた運転手さんに連れられ、バリの銀装飾やツルで作る民芸品の作業場を見てまわった。

というか勝手に連れて行かれた。
ひたすら銀を叩き続けたりツルを巻き続けたり、どちらもちょ~~細々した作業を延々繰り返して最終完成に至るという鬼の精神力が必要な民芸品であった。
日本でもし求人を出すとしたら
『必須条件:折れない心』
としっかり記載して欲しいレベル。

ただこうして作業工程から説明されると完成品を見る目が変わる!
しかし観光客慣れしてるというか、街ぐるみでなんとか金を落とさせようと結託してる感がすごい!!
以前に飲食店の経営に関わる仕事をしてたので「なるほど凄いな!」と思う反面「俺は買わないもんね!」とムダに張り合ってしまった。
めっちゃ買ってるナツミさんを見る目はそうとう羨ましそうだっただろう…

計算したら数百円。全然買えばよかった!

その後も日本語ペラペラの運転手さんと共に行動し、おすすめのお昼ご飯屋にも連れて行ってもらった!
店内には花とかのお供え物や神の像的なやつが並んでいる!

(ぉぉぉ…東南アジアに来たぜ…!)

という感じがバリバリする!
バリだけに!

これがお供物か〜。

とか思ってたらレジに金ピカの招き猫混ざってる!!
君日本の子やろ!?と思うけど全然違和感ない!
しかもレジにいるって御利益的に間違ってない!

ヒンドゥー教っていうと豚を食べたらアカンのかと思うけど、バリヒンドゥーは全然オーケーらしく、この店で食べたのは豚の各部位を色んな調理法で食べる伝統料理だった。

いやむしろ豚めっちゃ好きやん。
どんだけ味わいたいねん。

味はというと全体的にピリ辛で、ちゃんと各部位を活かした料理でおいしかった!

なんやかんやして夕方頃、宿に到着!
この旅中初めて、いわゆるドミトリーに泊まることになった。
これまで泊まってきた場所は民家か空港だったので、ちゃんとした宿泊施設に泊まるのも初めてである。

部屋の中には二段ベッドが3つ。
共同のリビングとシャワールームがあるベーシックなドミトリーで、僕とナツミさんの他に先客が2人いた。
パンツとTシャツで移動する白人女性を目で追いつつ、初のドミトリーを探検。

猿が入るから窓を開けないで!
と宿のおばちゃんに注意されたけども、ザ・バックパッカーな気分を楽しんだのであった。

つづく