移動型パーティ「PLAY」
第五回 3月11日 テーマ:『ウツロイ』at 南山城村

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夕刻のサイレンがなる頃、南山城村の旧田山小学校で集合。イベントスタッフのお迎えで車に乗せてもらい、主催者のお家へ。今日は南山城村の今後を担って行かれるキーマンお二人のトークショーだ!



旧田山小学校から車で5分程のところにあるお家、昔ながらの大きな古民家だ。分厚い扉を開けると、いきなりお化け屋敷のような怪しげな演出。ちょっと怖くておしゃれなのが楽しかった。赤い照明に、大音響のサウンドがマシンから流れてくる。昭和な空間のなかに馴染む違和感が絶妙だった。今日ここで田舎暮らしのことや、地方での起業のことなどについて語られる。それも何だか不思議だったけど…これも「PLAY」ならではの策略かもしれない、と思った。



第5回のトークゲストであり、南山城村の今後を支え盛り上げていくキーマンであるお二人は、「株式会社南山城」代表取締役の森本健次さん。そして、「やってみる」代表の山﨑洋平さん。お二人は移りゆく時代のなか、村を変えるあらゆる取り組みを試みておられる。村内の道の駅プロジェクトもその一つだ。村が新しい姿に移ろっていくためのさまざまな活動。また、その苦労話……さらには村でビジネスを立ち上げるためのヒントになり得るお話も聞いた。なかでも私が深く刺さった森本さんの言葉がある。事を起こそうとする覚悟や前に進もうとする思いが弱い時点で負け組だ、ということ。第1回目の「PLAY」でも同じような意見が出ていたと思う。田舎で生き抜くには都会よりもアイデアや創意工夫が必要なのだ。都会生活にどっぷりと浸かっている私などが、生半可なことは決して言えないけれど、南山城村の空気、いろいろなプロジェクト、村で起こっている新しい出来事はやっぱり興味深い。だからこそ「PLAY」にも足繁く通ってしまうのだと思う。山﨑さんの「何もないことは、きっと何かがあるということ」という一言にも、揺さぶられた。



夕方からトークが始まり、そのあと鍋を囲んだ。見知らぬ人との交流。しかも大阪から離れた村で。こういう時間は貴重だと痛感する。

*そして、いよいよ「PLAY」も次回で最後となる(じつは終わりの始まり。新たなる始まりへの序章かも……)。
今度は尊敬するあのエスムラルダさんが来られる予定だ。

第6回 4月23日 (日) テーマ:『ツレアイ』at 伊賀上野 15:30 OPEN!
詳しくはコチラ▼
https://www.facebook.com/letusplay163/


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